Tuesday, October 28, 2008
ええ映画
「私にたくさん話しかけてください。人の言葉は話せないけど、分かっています」など犬の気持ちになって語られる飼い主へのお願いに、なるほどと思った。犬は10年くらいしか生きられないのだから、飼い主にも覚悟が要求される。 ネットで話題になった作者不詳の短編詩「犬の10戒」を「ゲゲゲの鬼太郎」の本木克英監督が軽いタッチで映画化。母親と死別した14歳の少女がゴールデン・レトリーバーの子犬とともに成長する物語は、単純すぎてもの足りないが、舞台になった函館の風景と犬の好演に助けられた。 主演は子役の福田麻由子と田中麗奈。父に豊川悦司、母に高島礼子、恋人に加瀬亮という粒よりキャスト。獣医になった娘が仕事で忙しくなり、家に取り残されたオヤジの豊川が老犬といっしょに夕暮れの海を眺めながら缶ビールを飲む場面の寂しさがいい。 この映画は犬と飼い主の関係を驚くほど素直に描いている。家族の一員として人生をともに歩んだ老犬を誰が看取ってやるのか。愛犬家にとって無視できない問題を内包している。今更なんですけどこの映画は犬かっている人にとって、かなりいい映画。考えさせられる映画です。犬も人間と同様、感情もあるし、たぶん自分のことを、人間だと思ってるのかも。。。それをわかったうえで飼っていきたいと思う。もしうちの犬が、人間だったら、かなりわがままで、活発なやんちゃな子だな。これから10年以上よろしくおねがいします。ワンワン!!
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